臨配くん物語 #15 上がっていけば… 【新連載】

臨配のおじいちゃんが店を退店し、代配になった大輔。月末の集金のため公営団地のあるお宅のインターフォンを鳴らしたときだった。

「はーい♡」中から黄色い女性の声が…ドアをあけ出てきたのは20代くらいの若い女性だった。口元にはまだ塗ったばかりのラメってるグロスがべっとり塗られ、上半身は薄い部屋着みたいなものでピンクで光沢のある生地、下半身はビビットな濃い目のピンクでスケスケのいわゆる女性用下着のままで玄関先まで出てきた。

「あら?集金の人変わったのかしら?」女性は大輔に訪ねた。

「ぽけ〜」大輔はその女性のあらわな姿に見とれてしまってまったく問いかけに気がついていなかった。しかもその女性の部屋からは女性特有の、コロンの匂いや化粧品の匂い、ありとあらゆる官能的な匂いが混ざったものが大輔の嗅覚を悩殺した。

「変わったのね♫…そうしたらコーヒー飲んでいかない^^ 前のお兄さんのときも集金変わったときに上がってコーヒー飲んでいかれたのよ♡」

「(´゚д゚`)」大輔は、突然のそのセクシーな女性のお部屋へのお誘いに仰天してしまって慌てふためいてしまった。

「お、お、お、おお店に連絡してみます!!」大輔はちんぷんかんぷんな返事をした。