臨配くん物語 #49 小竹と多鶴子の関係性は?【新連載】

「小竹はこの部屋に頻繁にきている…」そう疑念をいだきはじめた大輔。

であるならばその小竹と多鶴子の関係性は?…はたまたなぜ多鶴子は小竹を必死に探し回ってる大輔と仲をもち続けるのか…なにか企みでもあるのだろうか…疑念は尽きなかった。

あとは小竹が集金のお金を使い込んでしまった原因がスロットだといっていたが…もしかしたらこの多鶴子に貢ぐ…というときこえが悪いが一緒に生活するためのなにがに必須のお金の工面だったのではなかろうか…大輔の妄想はいよいよ暴走列車のごとく走りだしたようであった。

多鶴子が早朝に家をとびだしてからおおよそ12時間くらいたったであろうか…時刻はすでに夕方となり、空は夕焼けに染まりはじめていた。大輔はありとあらゆる可能性を考えて時間を浪費していると小腹も空いていたようで、近くの某有名中華そば屋でスタンダードな中華そばと餃子をぺろりと平らげまた多鶴子の部屋に戻った。

「あ!!」マンションのロビーで大輔と多鶴子はほぼ同時に鉢合わせた。玄関前にてほぼ同じタイミングだったろうか…多鶴子も自室へまさに入るところという場面となった。

多鶴子は少々、気まずそうな面持ちであったが…小竹とのすべての関係性や経緯のなにがしを告白しますといった表情で自ずから大輔を部屋に招き入れた。