代配ちゃん物語 #7 まるでお菓子を食べに友達の家にいく少女のように【新連載】

山口メンバーの一連の事件を持ち出すわけではないが

あの年頃の女の子は大人の男の下衆さに対して鈍感であり、例え男の部屋に行くとなったところで男側は色めきだったにせよ、女の子の方というのはまるで友達の部屋にお菓子を食べに行く感覚であったりする…

もちろん男を漁るための虎視眈々と酔ったフリやボディータッチなどを取り込んでくる業師がいるのも確かなのだが、茉莉花は大学生とはいえ、まだ恋愛のレの字も手練してない女の子といっていい恋愛の習熟度である。

男の色めきと女の子のそこへのズボラさ…そこにこの手の男女トラブルの所以がありいつまでも穏やかにならぬ理由になっているのだ。

そんなわけで部屋に誘う徳俵にとっては色めき立つ展開ではあるものの、言っても同僚ましてや上司という安パイを目前に茉莉花は宴のアフターでありお菓子を持ち込んでお話の続きをしにいく感覚で、ことわる理由もなく二つ返事で徳俵の部屋で二次会をすることに同意した。

二人は焼肉屋を出て、深夜まで営業しているペンギンのキャラが目印の若者向け量販店で飲みきれない程のお酒と茉莉花がチョイスしたお菓子を買い込み一路、徳俵の部屋へと向かったのだった。