代配ちゃん物語 #8 ハイテンションの徳俵【新連載】

深夜の量販店で二人で両手で持ちきれないほどのお菓子と、缶ビールに缶チューハイ、それからカクテルなどを買い込んだ。

なんでもかごに入れろと浮かれ気味の徳俵が許可したのをいいことに、茉莉花は無邪気にツマミからチョコレート、スナック菓子からグミそれから何かしらの打算あるのかないのか徳俵もアホほどアルコールをボンボンかごに入れて結局、持ちきれない程になった。

その量販店から徳俵の家は、まだ酔いが冷めぬ二人が両手に荷物をもって歩いていくには少々酷だったので店から出た二人はすぐにタクシーにのりこんだ。

単に徳俵を仕事場の上司として見ている茉莉花…タクシーに乗り込むときも20cmくらい明けて座り込んだ…がしかし酔ってるのをいいことに茉莉花のあとに乗り込んできた徳俵はその20cmをゆうに超えてきて太ももと太ももがくっつく距離まで詰めてきた。

このとき、流石になにも色気づいた展開ではなかったのになぜ?という妙な予感を感じた茉莉花は泥酔してノーマークでいたが、その嫌悪からその酔いも若干冷めかけた…そして茉莉花のなかでこの先の展開にしばしの暗雲を感じ取っていたが、天真爛漫で楽観的な茉莉花は気のせいだとまた、その警戒心を解きほぐしていくのだが…