代配ちゃん物語 #27 新品のアレに【新連載】

はじめのミスの方では人はそこまでの痛手を追うことは少ない…ほとんどの場合、そのミスで動揺してしまい慌ててしまいミスの中で犯すミスが致命傷になってしまうことがほとんどだ。

徳俵も飲酒からの配達に、警察に停められて時間のロス…精神的にはもうワッチャワチャでもう配達をしてるのか踊りを踊ってるのかわからないレベルの動きになっていたことは確かだ…

本来ならば、坂の頂上に向けてバイクの頭を転回させて停めてからポストに新聞を入れるところ、この日は大丈夫だろうと油断し坂下に頭を向けたまま展開しないで停めてしまった…

奥まった路地に入り、そのどんつきの家のポストにいれてバイクの位置までもどってきたときだった…そこにあるはずのバイクがない!慌てた徳俵は坂の下の方へ目を向けると50m先の家の車庫に頭から突っ込んだ見覚えのあるナンバーがついた物体を発見した。

徳俵は氷つき、膝をがくりとその場に落とした…その車庫には車があり、まだ新しいように見えるその車の正面とバイクの正面が互いに部品を撒き散らかしていた…