臨配くん物語 #122 その美貌に惹かれて【第2章 大輔、臨配やるってよ】

あるベトナム料理店の前を何気なしに通過して、今日はなんとなく石焼きビビンバな気分になりかけていた大輔は半ばもうその胃袋は行き先を決め大輔を誘導するように足を韓国料理にむけさせていた…

その時…南国ではスタンダードな褐色の肌に現地のドレスをきた美女…外見はエキゾチックでありながらもどこか東洋人の繊細な顔立ちも持ち合わせている美女…そんな彼女からの不意な呼び込みに振り向き目を合わせた途端、大輔の体内に電流のような雷のような衝撃が走り石焼きビビンバモードは一瞬にして吹っ飛び何も迷わずにそのベトナム料理やに吸い込まれて入店していった…

かなり混雑した昼時の店内に通され、相席でのテーブルに付きメニューと水を待っていると外で呼び込みしていたその美女が大輔のもとにおしぼりとお茶をもってテーブルまできてくれた。

このとき大輔は、外にいたのにわざわざ店内に入ってきてしかも大輔におしぼりとお茶まで持ってきてくれたのはきっともしかして彼女も…そんな妄想すらさせるくらいそのひとときのふれあいで大輔の脳内はある種の薬物づけになったように麻痺してしまった。

「いらっしゃいませ☆」…彼女はいままで見たことのないような眩しい太陽のような笑みで大輔に愛想をふりまいた…