臨配くん物語 #128 夕刊時に知る昨今のセット率の現状【第2章 大輔、臨配やるってよ】

到着した夕刊を、その日の紙わけ担当が区域ごとに部数を取り分けていく

最近の業界の夕刊事情というのは、以前なら朝刊で受け持った区域の同じエリアの夕刊だけでも十分業務量があり、同じ順路で配れることが普通だった。

しかし、昨今はセット率が下がり夕刊をとる人が激減しているので同じエリアの夕刊だけだと部数少なく仕事のムラがあることから、夕刊に関しては複数のエリアを受け持つことが主流になってきている。

臨配にとってこの点のデメリットというのは、入店日にその日に配る夕刊の順路を取ると翌朝の朝刊の順路は取れず、朝刊の順路を入店時にとるとその日の夕刊が配れずといった具合に、その日の夕刊やりながらの一発順路が困難になってきていることだろう。

そんなとき、紙わけをしていた主任が大きなニュース発表!とばかりのテンションで従業員たちに何かを知らせるように大きな声で専業、バイト、パートを集めた。