臨配くん物語 #139 ん?んん?【第2章 大輔、臨配やるってよ】

大輔の心臓はもうウキウキやらワクワクが溢れ、みなが口をそろえてべっぴんさんであるというその留学生の存在が楽しみでしかたなかった。

対面した時の第一声はどうしようか?…もしLily以上に美人でLilyそっちのけでその娘に恋したらどうしようか…はたまた逆にその娘から惚れられてすがられたらどうしよう…大輔の悪い癖である妄想が販売店につくまで続いていた。

しばらくして販売店も近づき、自然と大輔の運転するカブのスピードも上がっていった…その視界の先にはいままでその販売店では見たことのない、たしかに新人のものであるに違いない小さな背中がみえてきて、そのサイズは徐々に大きくなっていった。

慌てて駐輪場に差し掛かった大輔は、はやとちるあまりに後輪が砂利を踏みつけドリフト気味にスピンしながらバイクをとめた。

販売店の方から、自己紹介の続きがてらの雑談が聞こえてくる…そのボリュームは徐々に大きくなった行く…「ん?んん?」大輔はあることに気がついた…そして一気に入り口のドアを両手でこじ開けた!