臨配くん物語 #145 夢を語るLily【第2章 大輔、臨配やるってよ】

日本にきている留学生の志の高さ、夢の崇高さ、テンションやモチベーションの高さ、親に負担してもらって学業に従事するのがメジャーな日本の学生とその心意気を比べれば一目瞭然である…大輔はLilyの仕事への情熱や飲み込みの速さなどをみてそう実感してきた。

通常、順路取り一つとっても普通の新人であれば順路記号の意味を覚えるまでにそこそこ時間がかかりそれから、実際の経路を回りながら一軒一軒自身で記号ふりながら脳でも体でも覚えて行くのだが、Lilyは記号はもちろんすぐにマスターし、ものの2時間弱で順路のほとんどを周り記号をふり終えてしまった。

ここで空回りという、いままわった経路を新聞積まずに一周する作業をする…が小休止ということで大輔が缶コーヒーを目先の販売機で買ってきてしばし二人はその場に座り込み休憩し始めた…やがてLilyは大輔に夢を語りはじめた。