臨配くん物語 #149 役割ごとの二極化【第2章 大輔、臨配やるってよ】

Lilyの熱いアジアのこれからについての話を聞きつつ、大輔は臨配と留学生はじめ外国人の配達員それぞれについて考えていた。

ベトナムはじめモンゴルや中国などの外国人の配達員は給与がとても割安で、場合によっては寮も一人に一部屋割り当てる必要がなかったりで販売店にとっては経費の面をとっても臨配の給与に比べると半分以下なのではないかと思えるほどである。

そこで、臨配のシェアを外国人の配達員に奪われてしまわないのか…大輔はふと不安に襲われた。

留学生や奨学生というのは、入学シーズンにのみしかもお目当ての学校の近くの販売店にのみ赴任できるものでありすべての販売店に網羅できるものではない。しかもやはり臨配の技能というのはそれらに比べ遥かに魅力ある即戦力であるため臨配が外国人の配達員に喰われることはない…そんな話を団長からきいたことがあったのを思い出した。

大輔は不意に襲った心配を払拭しながらLilyの話の続きに耳を傾けた…