臨配くん物語 #162 日本にきた理由【第2章 大輔、臨配やるってよ】

「もともと僕は貧乏な農村で生まれ育ち、貧しい家庭を支えるためにメインストリートで観光客に小さなブレスレットを売ってまわるストリートチルドレンだったんだ…」RandyはLilyから手渡されたハンカチで涙を拭きとり少し落ち着き始めた表情でそう語り始めた。

「それでももう、まったく大家族を支えるにはあまりにもお金がなさすぎて…毎日お腹が空いて…生まれたばかりの赤ん坊はミルク飲みたさで四六時中泣きっぱなしで…」それ以上はLilyも聞くに耐えきれない惨憺たる過去であった。

でもある日、僕を日本へ連れて行く方法があると近寄ってくる男が僕の家にきたのさ…そしてその話を聞いているうちに…