臨配くん物語 #170 アジアの貧困層に蔓延する【第2章 大輔、臨配やるってよ】

Lilyがちらりとテーブルの下に視線をやると、Randyの動脈に500円玉大のアザらしきものがあった。

ふつう、それを見たところでどこか硬いところにぶつけてアザができているだけだろうと流すところであるのだが、Lilyにはそのアザがなんのアザであるかが一目見て思い当たる節があった。

アジアの貧困層では、日銭を稼ぐために地場の労働者や外国からの観光客に裏路地で目が覚めるアレを手売りし日々の生活が成り立っている集落や界隈がある。

また、手売りする本人たちも飢えをしのぐためにも、また品物の質を確かめるためにも試供で体内に入れていることがザラなのである。

それをみたLilyはとっさにRandyの手を鷲掴みにした…