代配ちゃん物語 #74 落ち着き払った店長【新連載】

3日あとに、2人の専業が辞めることが確定した。現場はいきなりの区域の空席にあたふたと混乱を極めた。

「いきなり3日後に辞めるって急すぎよ!」所長の奥さんはその無責任な専業の動向に朝っぱらから腹を立てキーキーとわめいている。「もしかして私達の区域に部数が上乗せされるんですか?」先日、仲直りした玲と茉莉花が声を揃えて店長に訴えかけていた。

「いやいや…まあ任せといて!」店長はおもむろにスマホを取り出すとどこかへ連絡していた…そして数分後…

「明日…東京の団と千葉の団から1名ずつ臨配が入店するからな…みんな仲良くやってくれよ!」そう言い残すと店長はさっそうと集金の残りを片づけるためにカブにのっていってしまった。

販売店内は安堵の空気に包まれた。