
どうにかこうにか、初めての朝刊を終えすぐに帰宅して4時間ばかりの仮眠をとった。まだなれない体は、仮眠前には気が付かなかったがあちこちが筋肉痛でなかなか立ち上がれないことに気がついた。
眠い目をこすり、痛む体を寝床から引き剥がし11時のお昼ミーティングのために販売店に向かった。
「おはようございます!」大輔はいつものように大きな声であいさつをした…いつも誰も大輔のあいさつに返事するものはいないのでその点ではいつも通りであるはずなのに大輔には違和感でしかなかった…そう…いつも大輔のあいさつに唯一大きな声で返事をしてくれるおじいちゃん、臨配のおじいちゃんがいない!!
大輔はすぐとなりにいる、小竹という管理職の専業に臨配のおじいちゃんについて訪ねた。「小竹さん!あのおじいちゃんは?臨配の….」
「ああ、あのじいさんか…もうしばらく来ないかもな。」
「ええぇぇ!!」大輔は突然いなくなってしまった臨配のおじいちゃんとはすったもんだあったが、それ以来はとても会話してても楽しくてとても懐いていたので驚きのあまりミーティング中もなんも考えられずにただ呆然としていた。。
