
「さ、さ、さ、三枚だ…」小竹はなにかを隠したように答えた。
「へ?3000円?…たったそれだけなら、そんなに震えることないでしょう!小竹さん!!」大輔は切り返した。
「アホか!スロットに行って3000円で何ができるか…たかだか100ゲームしか回せねぇ!」小竹は知った口で大輔を怒鳴り上げた。
大輔は、なぜこんな状況でなぜ怒鳴り上げられなければいけないのか上司であろうとイラッとして今度は逆に小竹に少し声を荒げて聞き返した。
「んで!結局、いくら使いこんじゃったんですか?」
小竹「……….。」
小竹は今度こそ隠し事をせずほんとうのことを大輔に打ち明けようとしていた。
