
ようやく小竹の使い込みの金額が判明した…その額なんと約150万…時間の割には低めの小竹の給料では到底、埋め合わせることのできない額だ!割りと時間のある臨配さんであれば、そもそも高給料の上に夕刊のあとに工場などでバイトして月に40万ほど稼ぐ者もいる…がそれにしても今日明日でこの額面には無理がある
「こ、こ、こ、こ、小竹さん!!あなたいくら増やそうとしたからってこの額はやりすぎです!!」大輔は小竹を罵った。
小竹は以前、真っ青な顔をしてものすごい量の脂汗をかいてガクガク震えている。小竹は時間さえあれば朝刊のあとに倉庫の仕分けの仕事などをして半年くらいでなら150万を埋め合わせられると考えていた…それに加えこの期に及んで、スロットでもいくらか勝って戻せるはずと疑いもせず自信たっぷりでいる節があった。
そんな小竹は…おる提案を突きつけた…
