
「もっと感情的ではなく、丁寧にコツやポイントを上司として教えてください!僕は猿や犬ではないです!!」大輔はここの専業になって初めて、鮎山という名の主任にたてついてみせた。
「おい!新人!!」鮎山は顔を真赤に紅潮させて、大輔が意見するのが終わるのを待たずしてまくし立てた…
「言っとくけどな〜 新聞屋というのは理屈や冷静さで仕事の要点を理解できるほど上品な人間なんて集まりやしねーんだよ!!」
「どこの会社でも務まらないような社会の底辺、劣等感まみれの落ちこぼれに丁寧もクソもないんだよ!!ガッハッハ!」
鮎山は、言ってはいけないというよりも、一定数の落ちこぼれや劣等感にまみれた人間というのはどの世界でもいるにもかかわらず、それを新聞屋というだけで多少脚色して大輔に言い負けないように言い返した。
「主任!あなたは根性が歪んでます!たしかにこの世界はそうゆう人間の集まりかもしれません…だからこそ…だからこそ意識だけはプロフェッショナルで取り組むべきだと思います!!」大輔もたまらず言い返した。。
