臨配くん物語 #35 雑踏に潜伏する小竹【新連載】

部屋はもぬけの殻で、玄関先には一通の置き手紙がおいてあった。

「大輔へすまん!限界だ。失踪すること勘弁してくれ」小竹の残した置き手紙にはそう記されていた…しかし大輔はお人好しというのか純粋すぎるというのか、小竹はいまだ何処かに一時だけ出払っているだけで月の半ばにはひょっこりとまた店に戻ってくる!心の底から信じてる節があった。これには凸賀も呆れ顔であった。

二人して販売店に戻り、夕刊あとのチラシの2回戦を組みながら皆に小竹のアパートにいって見たもの、あったことをを事細かく話した。取倉も鮎山もみな大輔が立て替えた150万の心配をしている…しかし大輔はいまだ硬い約束と握手を交わした小竹を心底信じ切っていてお金をもってトンコウされたとは微塵も感じていないのだから逆に幸せ者であるとからかわれている。

そんなとき…ずっと沈黙を黙っていた新しく店にきた臨配が重い口を開けて皆の会話に突然割り込んでくるようにつぶやいた…

「俺…小竹の居場所知ってるよ…」

この瞬間、その場にいた専業、アルバイト・パート、代配、すべての人間がその臨配の男の方を振り返り、睨んでるともとれる形相でじっと凝視した。

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