臨配くん物語 #41 海底まで堕ちた先にあるもの【新連載】

前回、朦朧としながらもつぎこそ小竹の行方をききだそうという意識があったのか…はたまたまたただ単純に多鶴子に会いたいという意識があったからだろうか…大輔は次回の休みにもまたスナックを尋ねる約束をしてしまっていた。

その次回はほぼ2時間ほどの滞在だっただろうか…給料日まえだというのに大輔はまた現金で30000円ほどの会計を支払った…がその日もやはり小竹については何もきけないままだった。

そんなスナック通いが続き、ある日大輔は自分の口座に貯金としてためていた三桁ほどの現金がほぼなくなり、そして極めつけは引き落としが効かなかったからなのかカードも止められていた事に気がついた。

その時だった、大輔は我にかえるように自分は小竹の行方を探してるのではなく、多鶴子に惚れ、多鶴子の術中にはまってることに気がついた。

多鶴子もそんな大輔の懐具合にうすうす気が付きはじめたのか、この頃から少しづつ小竹について小出しに大輔に話すようになっていた…

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