臨配くん物語 #44 ほうれん草とりんごのスムージー【新連載】

大輔は多鶴子に肩を借りてロータリーまで歩道橋を降りた。「タクシー乗っていく?」大輔はヒールの多鶴子に気を使い、また千鳥足の自分を抱擁してることに気を使ってそう切り出した。

「ううん!いいのこのままゆっくり話しながら歩きたい」

多鶴子は大輔の懐事情を気にしてか、はたまたよりプライベートに会話を楽しむ時間を尊重してかそう大輔の提案を断った。

歩いて20分ほどだっただろうかいつもスナックで話すときとは違う距離感で自己開示し合えた大輔はそう感じていた。それもそのはず、夜の世界で働く女性にとってプライベートを知られるということはある種、臓器の一部をさらけ出すようなものである。ストーカーされたり憎悪の悲劇に巻き込まれたりする可能性ある分、ほんとうに信頼できないとましては自宅に招くなんてことはない。

そんなこんなで部屋の前に到着すると10分ほどばかり部屋の掃除を名目にドア前で待たされると、目の前には部屋着に着替えた多鶴子がいた。

部屋は花畑にいるようなフローラルな香りで、クリーム色と淡いピンクが基調の女性にしてはこざっぱりした部屋だった。

「かなりお酒飲んじゃってるよねごめんねこれスムージーつくったからのんで肝臓休めてね」そうゆうと多鶴子はお手製のほうれん草とりんごのスムージーを大輔に振舞ってくれた。

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