臨配くん物語 #81 大航海への船出【新連載】

「僕自身、200万近くあった貯金も底を尽き、多鶴子さんにはじめの頃逢いにいくのに散財してしまったのでカードで借金までしちゃいました。…そこにきて小竹さんからお金が返ってこないのは折込ずみです。」多鶴子の投げかけた質問に黙々と答え始めた大輔。

「そこで…僕決めたんです!小竹さんがやっていた臨配を始めようと!!」

「り、り、り、臨配ぃぃぃ!!??」小竹が意表を突かれたスットンキョウな声を上げた。

「はい!臨配でしたらそもそも給与がいい上に、時間がかなりできるじゃないですか!その時間を使ってバイトもやろうかなって…いまある借金を返すにはそのくらいやらないと…」なるほど大輔の今後の再建計画には説得力があった。

「でもお前…専業の鏡みたいな大輔のことを店の主任も店長も認めるわけ無いだろ!」小竹もまたもっともな説得力ある返しをする。

「はい!いまの店では一番を目指しそしてそれに近づくことができました…そして次は日本一の臨配になろうと思ってます!!」大輔の活き活きとした声を聞いていると決心は固く、もう未来を見据えているのは明らかであった。

「そうか…おれもその…できる範囲で…いや口だけではだめだ!!」小竹はなにか言おうとしたがそれは飲み込んだ。

「したら…俺がお前に臨配の団長を紹介してやる!!」小竹が偉そうに大輔にそう言うと…

「本当ですか!?ぜひお願いします!」こうして大輔の新たなる門出が幕をあけた…あたりは陽が落ち夕焼けの橙色が一面を赤く焦がし始めていた。

お問い合わせ

販売店さま、臨配の方、
ご連絡お待ちしています。

電話アイコン電話する24時間受付 電話アイコン050-6869-677524時間受付 LINEアイコンLINEする24時間受付