
大食いが終わり、面接が始まろうかとしていたまさにその時
その大食いのデブ男が、自分も臨配も代配も未経験であるにもかかわらずに大輔のことを威嚇し、中傷し、しまいにはやめてしまえと怒号をとばしてきた…大輔が臨配や代配をしようがしまいが自分が仕事を手に入れ、その仕事を全うできるか否かに一切無関係なのに大輔に執着するのだ。
そもそも、他人を潰したところで…また中傷などしたところで自分の能力や結果が数値として上昇することはどんな場合でもありえない。
自分の能力や結果を求めるためには他人からのノイズを一切カットして、自分で行動とることで得られるはず。
そこで大輔は考えた…なぜ他人は他人に執着をして潰そうとして中傷するのか…それは自己肯定感というものが人間の生命を維持することに深く深く関わっており、人は自己肯定感を失ったときにうつ病や自身で人生に幕を下ろすという行動をとると知られている。
大輔は、そのデブ男がぶつぶつと大輔に小言いっているのをいいことにさらに自己肯定感について思考を深めていった。
