臨配くん物語 #88 面接で問われた臨配の条件とは【第2章 大輔、臨配やるってよ】

「これこれ脇関くん!君も臨配としては今回が初めてなわけだからそんなに多くを指導できないだろう…」あまりにも脇関が大輔をコンコンといびるものだから、それを見かねてか団長のスネ夫もいい加減にしろといった面持ちで脇関に警告した。

「ですが団長…」脇関は己の自己肯定感を十分に満たしきれるまで大輔を服従させられなかったからかどこかまだ不満げだ。

「そしたら…面接を始めるぞ!」大輔はその号令をきいてふと我に帰り背筋がオートマティックに直立するのが手に取るようにわかった。

「大輔くん!」スネ夫が大輔を名指しした。「は、はいぃぃぃ」大輔は拍子が抜けたスットンキョウな声で返事をした。「臨配にとって…一番なくてはならないものはなんだかわかるか?」

大輔は即答はせずじっくりと考えた挙げ句、答えを言った。「一人だけまったくのアウェーな販売店に行くので…みなに煙たがれないキャラとか人間性でしょうか?」大輔はこれが正解とばかりに自信満々で答えた。

「う〜ん間違えではないが…もっとも大切なのは初日に販売店にはいり、順路をつけ、すぐに夕刊を配り、次の朝刊は初日だから遅れることを想定して早入れなどを含めた時間の捌き方、その経路、段取りの捌き方…それらを含めた一発順路できるか否かだよ!!」

「一発順路ぉぉぉ!!!」大輔は噂にはきいていたが、臨配と普通の専業の一番の違いであるこのフレーズにさらに表情に緊張が走った。

「そう!臨配やりますという奴は多けれど意外に意外なほどこれができない!プロの臨配でも区域によってはできないこともある…だから臨配にとって初日とはズバリ!試練であり鬼門なのだよ!」スネ夫は大輔に語りかけながらも脇関にも伝えていた。

これを聞きながら、脇関は油汗をかけながら小刻みに震えていた。

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