臨配くん物語 #96 販売店に到着して顔合わせのとき【第2章 大輔、臨配やるってよ】

車の中で自分の社員たちが休みになると酒場やスナックに繰り出し、夜な夜な散財してる愚行を大笑いしている所長。やがて車は最寄りの駅に到着し、そこから徒歩で2,3分であろう販売店に到着した。

入り口の自動ドアを開けると、まず事務員さんが迎えてくれて大輔に順路とりのために赤い鉛筆と順路帳、それから雨の日のためにカッパ、ヘルメットとそのヘルメットにつけるヘッドランプを渡してくれた。このように販売店によっては一式用意してはじめに手渡してくれるところもあれば、まったく面倒みないで適当にやるところもある…大輔の初の店舗ではそうとう丁寧に準備してくれたと言えた。

やがて、店のビルの二階から年の頃50後半くらいの髭面で前歯が折れてしまってる熊みたいな男が不機嫌そうに降りてきた。「今日、君に順路をつけてくれる熊谷さんだ!大輔くんあいさつして」所長は大輔に熊谷さんを紹介した。

あいさつもそこそこに店の奥にある会議室にはいると、臨配が入るということで専業連中が出勤し大輔を歓迎してくれた。みなとても優しそうで、当面の生活で使えそうなシャンプーや石鹸を渡たすものや疲れた身体にと甘いお菓子をくれるものもいた。

そんな中にあって大輔が妙に気になったことがあった…幹部と思わしき3名くらいがあからさまにぶっきらぼうに大輔に目もむけずに声もかけずに不機嫌そうにしている。

「よろしくお願いします!大輔といいます」大輔は自分からその3名の方にむけて声をかけてあいさつをした…が聞こえているにもかかわらずそのあいさつはやまびことなり、大輔の声かけは完全に無視されてしまったのだ。

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