代配ちゃん物語 #34 部屋に帰ると【新連載】

嫌なことから逃げる…まるで子供のような行動ではあったが鳴り出した電話がどうにも不吉な予感しかしなかったため徳俵はたまらず自分の部屋にと戻った。

道中、ふと昨晩一緒に酒を買い込み宅呑みをし、自分が急遽仕事に借り出されることになって部屋に寝かしつけておいてきた茉莉花のことが気になりだした徳俵。そんな茉莉花が寝ている部屋に戻ることを思い出すことだけが唯一、いまの徳俵のオアシスであった。

部屋に寝てるだろう茉莉花が起きた時に、喉が乾いているだろうということでコンビニでは飲み物やアイスなどを買い込み、さらに途中にある吉野家では朝定食のセットを2人前Take Outしバイクの前カゴに詰めて部屋に急いだ。

自分の部屋のあるマンションに着きバイク置き場に前かごが激突で凹んだバイクを停めると、自分の部屋がある2階にそっと足音をたてず、寝ている茉莉花を起こさぬよう抜き足と差し足で階段を登っていった。

玄関に着くと鍵を取り出し鍵穴に差し込み回し、ドアを回すと鍵がかかっていた…ここで一瞬不思議に思ったがもともと慌てていたので鍵をかけずに出たのだろうと思い、ふたたび鍵をさしてドアノブを回し部屋に入った徳俵だったが…

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