臨配くん物語 #142 Lilyの決意【第2章 大輔、臨配やるってよ】

まさかの新人奨学生がLilyとは…大輔は嬉しい感情が突出する一方でどこか冷静に同じ職場である不安や距離感にとまどうナーバスな一面も隠しきれずにいた。

「Lilyです☆ 故郷はベトナムで日本には語学のため、そして将来は日本で仕事をするためにきました!みなさんわからないことだらけですがどうぞよろしくお願いします。」Lilyはまだ覚えたてであろうたどたどしい日本語で改めて従業員一同のまえであいさつをした。

販売店は惜しみない拍手や門出を祝う言葉で満ち、それぞれに彼女を励ます言葉などをかけていた。発展途上国の学生が日本の新聞産業に従事し、語学も経済力も付けて本国で活躍するというパターンは近年の王道にもなっている。

その分、過酷な労働環境や不当な仕事にその負担たるや大の男でもそう簡単にこなせるものではない…しかしLilyの瞳にはエンドレスなやる気に満ちた決意と鋭気に満ち溢れていた…

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