
店長とベテラン臨配の小浜が団費を浮かせた上に、その支払先を彼らの口座にすることで横領まで企てた密談をしていた。
店長には小銭が入り、小浜に関しては小銭に加え当面のその販売店での稼働が保証される。そんなあってはならない密談を盗み聴きしていた人物がいた…
若手の臨配の佐藤だった。
ベテラン臨配の小浜には、団の力関係故にあてがわれる区域の不平等さの引導を渡された挙げ句、それに関してドヤられた経緯を持つ佐藤はこの件をスクープすることで一気に形勢を逆転できる!そう思い会話の一部始終を自分のスマホのボイスレコーダーにすべて録音していたのだ。