
アジアの貧困の闇を一通り話をし、その悪を吸い取るように幼子の時期に染まりきった過去を告白したRandy…そしていまあるあのアザも結局、それ以来断ち切れずにずるずると悪魔の薬に負けてしまっていることも正直に白状した。
「Randy!!!」Lilyは閉店間際のレストランいっぱいに響き渡る大声で叫んだ!
「幼少期からの依存を言い訳にしないで!!」はじめこそRandyはただの同業者くらいの気持ちでしかなかったが、同郷でありより身近に感じたLilyはこのままではRandyは一生、薬物依存から立ち直れないだろうと考えた。
「今日から…一切…それに手を染めないと私と誓って…」Lilyは誓いを立てることを突きつけた…
「Lily…俺…誓うよ…」RandyはLilyの手を握り、二度と手を染めないことを誓いあった。
