
まさか自分の部屋にきてまでLilyが伝えたいこととは?大輔は嫌な予感を抱きつつもLilyを自室に招いた。
しばしの沈黙のあと、Lilyがことの全容にわずかずつ触れながら大輔に説明していく…その中で大輔はその内容を知ることとなった。
いままで自分のすぐとなりにいたLilyがあとから知り合った同郷の男と泊まり込みのデートをする…その事実に穏やかな愛情とは真逆の激情ともいえるような感情を抱いた。
できることならそのLilyとRandyのデートを辞めさせたい…いまなら自分が止めることでLilyが自分の元に戻ってきそうな…そんな気持ちを大輔は抱いていた。
Lilyの話をすべて聞き終える前に大輔は重い口を開いた…