
「そんでだな佐藤くん…これからどうしたいだね…」なんと店長は佐藤に自分が望む条件を提示するように言いだした。
さっきまでは侃々諤々とした表情で追い詰められた化にみえた店長であったが、ここで佐藤にも甘い話を持ち出せば小浜の如く、コロッと行くだろう…所詮、臨配なんて金か甘い仕事をちらつかせればどうにでもなると店長は考えているのだ。
「そうしましたら店長…今回の件をしっかり小浜の所属する団の団長に正直に話をして、所長にも報告…そして小浜を直ちに上げること!」
佐藤は、真面目な性根からこれらの不正を自ら告白して正すことを店長に要求したのだ…