
Lilyを彼女と同郷のベトナム男に奪われ失意の中、Lilyもいる販売店での臨配としての業務を全うしていた大輔。
やがて時は経ち…その販売店での任務も終えて上がり、しばしの休暇を自分の田舎にもどり、温泉や自然に囲まれながら過ごしていた。
「ポポポンポンポンポンポンポンポン〜♪」大輔のiPhoneが例の着信音を響かせ鳴り響いた。
「はい!……え!?」大輔は電話に出ると、何秒か後には素っ頓狂な返事をしていた…団長からの新規の手配の電話だった。
「え!?改廃した販売店を新しく引き継ぐお店へですか?」大輔はなんども団長に新しい赴任先についてのことを聞き返した。