
これはもう次の時代には完全にそぐわない思考であり営業だな…佐藤は田岡の話を聞きながらそう感じていた。
そして更に追い打ちをかけるように田岡は得意がってその日に投稿したTwitterのタイムラインを佐藤に見せびらかした。田岡からしたらTwitterをやっている事自体に現代的であるぞとでも言いたかったのだがいまやTwitterなどはご飯を食べるときに箸でたべるくらい当たり前のことなのにだ。
そのタイムラインには簡潔に申し上げると以下のようなことが書いてあった…
「この先の新聞業界には未来はない、自分はもうその未来になんの期待もなく努力するつもりもなく、ただただ適当にいる臨配を適当に販売店に割り振ってそれで十分だ…」と
佐藤はそれをみて、この団にいる臨配が哀れに思えて仕方なかった…