
販売店に赴任し、初めはその仕事だけの辛さでも十二分に弱音を吐き毎日涙していた茉莉花だったが…人間の適応力というのはなんとも強靭であるという実証ともいえるほど仕事を終える時間も、ミスもなくなり下手な社会人の専業よりも戦力になる店の看板選手になっていた。
仕事だけでなく学校への疲労困憊になりつつもこなし、やがてまったく何も感じなくなるほどにたくましくなっていった。
そんな茉莉花の強さにある日、所長からの事付があると茉莉花を呼び出した店長から驚愕の連絡を受ける…
「茉莉花の区域にもう一つの区域をくっつけるって決まったからよろしく!」30部上乗せとかそんなレベルでなはくもう一区域くっつけるというのだ…