
ざっくりと今、自分が直面している状況を新聞奨学生団体の理事に電話にて話すことでとりあえずの安堵を得た茉莉花。
人柄や、これからのことを確認するためということで、茉莉花の大学近くのカフェにてさらなる詳細に関して面談をしてくれるということだった。面談には理事のほか、団体の幹部の方も同行するとのことだった…
「こんにちは!」茉莉花は指定された時刻よりも1時間近く前からカフェのエントランスで理事たちのことを待っていた。
うまく状況を伝えられるのか?理解してもらえるのか?緊張からくる気持ちが抑えられなくて部屋にいてもたってもいられなくなりカフェでずっと面談を待ちわびていたのだ…