
いよいよバカラのフロントマンにバカラで負けた総額の支払いを求められた大輔。
ほぼ1年分の日当にも及ぶ支払額に完全にお手上げ状態である大輔は、その場にいた団長にそのお金を毎月金額を決めて月賦で返していくことを条件として一括で肩代わりしてくれと懇願した。
「大輔…」団長はいろんな想いがこもっていたのか重苦しい口を開いた。
「お前は男同士の約束ができるのか?できるやつだよな!?」団長はそうおもむろに問いかけるとどこか信頼半分のような、また信頼しているといった気持ちをあらわに大輔にそう問いかけた。
「大輔…約束だぞ…」そう言うと団長は…